2013年2月5日火曜日

~日本の包丁~

                            Japanese   kitchen   knife

今日は~
なんか水曜日あたりが雪が降ると天気予報ですが ?
今回は、包丁の話をしてみたいですね (^^ゞ 関西から
東京に出て来て○○年ですが、もう都民になっています。
大阪で仕事をしていた当時は、堺の包丁ばかり使って
いましたね~関西は和食が強く、洋食系は弱かったですから

フランスから帰ってから仕事がうまくいかない時に東京に
行く事を決めて上京しました。そこで、正本や杉本の包丁
との出会いでした。正本の包丁から使って少し不満が・・
それは、すぐに錆びる事でケースに入れていた包丁を毎日
研いだ思い出がありますね~ (^^

又、色々な包丁を使っていると、自分に合う包丁が見つかる
はずだと思い、杉本の包丁を使って違いが判りました。
東京では、この二社が有名ですが、格は杉本の方が上でした
この杉本の包丁は自分には十分合っていましたね

○○年前に六本木でイタリア料理を頭で仕事をしていたら
包丁屋が営業で来ましてね、堺の商人です。刀匠一竿子忠綱
の名が入った包丁の出会いでしたね (*^^)v びっくりして
色々な包丁を見せてくれるのですが、まあ高い事で考えました

価格ですよ この当時は部下が4人いてこの包丁見て買いたい
て言っているのを聞いて、じゃ私も買わないと言いつつローン
で3本買いましたね~確か、上の写真の包丁は本焼きで作った
牛刀ですが、この1本を作るのに6本失敗したそうです。
価格は、7万円でしたね<6か月>待ちました。

その上に柳刃包丁も、また、これが29万円で鞘や握りには
黒檀と純銀を使った刀使用でしたね~これは、買って押入れに
締まっていましたが、使う事なく売りました。
ペテナイフも1本買って今も、上の包丁と一緒に使っています

本焼きの包丁のいいところは切れ味ですかね~私の指も切って
いましたね !(^^)! 重心が刃の部分と握りの部分が合って無い
と感じるのは ? この包丁を握ると刀の様に感じるのはなぜか、
切れ味が凄い (*^^)v 道場のじいさんも使っているらしい
ですね ? 貰ったのか・・20年前、料理の鉄人で有名でした
今も打っているのかな~本焼きを、洋食用の牛刀幾ら位で買える
かと思いますね 多分ですよ 10万円は超えると感じます。

堺の包丁は、やはり日本一だと思います。

会  社  名  有限会社 永田刃物
所  在  地  〒590-0953
                     堺市堺区甲斐町東1丁1番4号
  TEL : 072-232-2921 / 072-232-1132
   FAX : 072-222-1948 
工   場    堺市堺区柳之町西3丁8番3号
代表取締役  永田 幸彦
会  社  名  有限会社 永田刃物
                  
柴田書店から出版されています「包丁と砥石」の本の中で砥ぎの技法を
実技指導・監修をしております。
登録商標  一竿子忠綱

     




 

2 件のコメント:

  1. 私も一竿子の水本焼き1尺2寸買いました。
    価格は22万程でした。

    加工のしやすい青の本焼きより、永田さんの誇りと心意気を感じますし、切れ味も正本や杉本よりもフィーリングが合います。

    いくら良い包丁でも持った感じが良くなければ、どうしようも無いですからね。

    今、永田さんは身体を壊して休業中の様です。

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    1. こんなブログ見ていただいてありがとうございます。
      私は、一竿子の包丁を買ったのは、30年前の事で、確か六本木で仕事をしていた
      時で、厨房には5人の部下も買っていましたね。

      もともと、関西出の為、堺の包丁が好きでした。
      しかし、切れ味は、私には合わなかったのか?左指、親指や一指し指をよく
      切っていましたね~(*^^)v 切れ味が良過ぎた事でしょうかね~
      それとも、腕が悪かったのか?東京では、正本や杉本が有名でしたから

      今後とも宜しく TOSHIより

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